レンタルサーバー

さくらサーバーとは。特徴を徹底解説!実際にメディア運用したレビューをシェア。

さくらサーバーとは

さくらサーバーとは、さくらインターネット株式会社が運営しているレンタルサーバーです。(正式名称は、さくらのレンタルサーバー)

サービススタートはインターネット黎明期の1997年で、長い運営歴を持っている老舗です。

 

契約件数は45万件以上で、国内シェアはエックスサーバーに次いで第2位となっています。

 

最大の特徴は、131円からの格安な月額料金。その上で、一定のサービス品質は確保されているため「安かろう悪かろう」ではありません。

コストパフォーマンスに優れたサービス展開で、固定費を抑えたい初心者アフィリエイター・ブロガーに最適です。

 

一方で、性能に優れた上位プランも用意されており、中〜上級者も満足できる品質を提供しています。

当ブログでは、実際にさくらサーバーを契約して得られた知識をベースに記事を執筆しています。

「スタンダード」プランでWordPressサイトを6年間ほど稼働させています。

 

それらのウェブサイト運営経験を元に、さくらサーバーを他社のレンタルサーバーの特徴と比較しながらご紹介します。

さくらサーバー公式ページへ

さくらサーバーの料金プラン

料金プラン一覧

料金と機能 ライト スタンダード プレミアム ビジネス
月額費用
(6ヶ月契約時)
131円〜 524円〜 1571円〜 2619円〜
初期費用 無料 無料 無料 無料
最低利用期間 3ヶ月
無料お試し期間 2週間 (無料期間中の解約可能)
ディスク容量 100GB 300GB 400GB 600GB
ディスク種類 HDD※DBのみSSD オールSSD オールSSD オールSSD
転送量制限 6TB/月 21TB/月 24TB/月 27TB/月
マルチドメイン 20個 200個 300個 400個
WordPress
クイックインストール
無料SSL 利用可 利用可 利用可 利用可
MySQL X 50個 100個 200個
モジュール版PHP
同時アクセス数拡張機能 有料オプション 有料オプション
FTP接続
サポート メールサポート(24時間対応)
電話サポートは現在休止中
その他 バックアップ機能はスタンダードプラン以上から

※上位2つのプランであるビジネスプロ、マネージドについては法人向けのためこちらの表では省略しています。

 

さくらサーバーのプランについて、詳細を軽くご紹介していきます。

スペック表については、こちらでご紹介してもすぐに古い情報になってしまうので、ぜひ公式HPでチェックしてみてください。

今すぐさくらサーバーの最新スペックを確認する

さくらサーバー公式サイト

ライト

最下位のライトはディスク容量100GB、転送量無制限、マルチドメイン20個、メールアカウント無制限と十分な性能を持ったプランです。

ただし、月額費用131円〜(1年契約の場合)の激安プランということもあり、データベース・MySQLや、WordPressが使えません。

  • データベースを使わない静的HTMLによる小規模サイト運営
  • 専用メールアドレスを利用したい

などの用途に適しています。

スタンダード

スタンダードプランは、ワンコインプライス(524円)でWordPressブログが運営できることが最大の特徴。

とはいえ、決して「安かろう悪かろう」ではなく、スケールメリットを活かして、一定の品質を保ったサービスを提供しています。

私も長年、さくらサーバーのスタンダードプランでメディア運営をしていますが、利用料金に対するサービスの品質は高く、満足しています。

  • 性能よりもコストを重視したい
  • 同時アクセス集中に弱い

WordPressブログ初心者で、ブログ運営費用をできるだけ抑えたいユーザーにマッチします。

プレミアム

プレミアムは、スタンダードプランと使用感はほぼ同じですが、各種スペックが向上しています。

ディスク容量が増えるので、動画など重たいコンテンツを扱いたい場合はプレミアムが最適です。

 

また、スタンダードとプレミアムで迷った場合、想定しているアクセス数を目安に決めると良いでしょう。具体的には、中規模のWordPressサイト(月間10万PV〜程度)ですとプレミアムプランがおすすめです。

プレミアムプランから「同時アクセス数拡張機能(コンテンツブースト)」が無料で提供されます。これは、アクセスが集中した際に、一時的に同時アクセス数の制限を緩和する機能です。

 

アクセス数を重視するサイト運営をしたい場合は、プレミアムがおすすめです。

※さくらサーバーでは現在、プラン変更には対応していません。

ビジネス

ビジネスは、プレミアムからさらに各種スペックが向上したプランです。ただし月額料金が2619円と、個人で契約するのにはやや高額な水準となります。

ニーズ別おすすめプラン

プランの選び分けですが、個人でWordPressブログをやりたい場合は、スタンダードプランで十分な性能を発揮してくれます。

しかし、アクセスが集中するトレンド系のサイトなどを運用する場合は、コンテンツブーストが用意されたプレミアムプランがおすすめです。

このような形で、選びわけをすることができます。

ドメイン同時取得も可能

さくらインターネットではレンタルサーバーのほか、「さくらのドメイン」にて独自ドメインの取得、更新も提供しています。

.comや.netなどの人気ドメインを、サーバーの契約と同時に申し込んで利用することができます。

サーバーとドメインはそれぞれのサービスとして用意されており、別料金になります。

 

一方で、ライバルのレンタルサーバーでは、ドメインの取得&更新が無料になるサービスを提供していることが多いです。

そのため、他社サーバーと料金比較をする際は、ドメイン代を考慮に入れる必要があります。

料金一例

さくらのレンタルサーバー ロリポップ! ロリポップ!
プラン スタンダード スタンダード ハイスピード
月額費用(12ヶ月分) 5,238円(税込) 9,570円(税込) 9,900円(税込)
ドメイン取得費用(.com) 1,952円(税込) 1円(税込) 無料
初期費用 7,190円(税込) 9,571円(税込) 9,900円(税込)

一例として、さくらのレンタルサーバー スタンダードプランを年契約すると、合計で、7,190円の初期費用がかかります。

 

比較対象として、よく比較されるロリポップ!の料金をご紹介します。

  • 無料独自ドメイン無しのスタンダードプラン → 9,571円
  • 無料独自ドメイン付きのハイスピードプラン → 9,900円

 

さくらサーバーは、無料で提供されるドメインはないため、初期費用はサーバー代 + ドメイン代となります。

ですが、ライバルの「独自ドメイン無料サービス付き」のプランと比較しても、初期費用は安価に抑えられています。

お名前.comムームードメインで取得したドメインを利用することも可能です。

さくらサーバーのスペック

続きまして、さくらサーバーのスペックについて特に注目すべき点に絞って、ご紹介していきます。

ライトプラン以外でSSD RAID10

ディスクはライトプラン以外のすべてでSSD RAID10を採用。

以前はHDDでしたが、2022年2月に実施された「さくらの新サーバー」以降はSSDになりました。

 

他社サービスはすでにSSD移行しているケースがほとんどですが、さくらの月額料金でSSD化された点が評価できます。

(業界最大手のエックスサーバーでは2017年にSSD化対応、ロリポップ!は2020年にSSD対応。)

SSDはデーターの保存にフラッシュメモリーを使用しており、HDDのように物理的な動作が発生しない。

→静かで処理速度が速い、動作音がない、衝撃に強い、消費電力が小さいなど、様々なメリットがある。

 

SSDは、HDDと比較して動作が高速になり、ページ表示速度がUPします。

今ドキの人気レンタルサーバーはSSD化が当たり前ですが、格安のスタンダードプランでも実現している点が強みです。

FTPソフトが提供される

全てのプランで、ファイルマネージャーの機能が提供されます。

外部のFTPソフトを利用しなくても、ブラウザ上でファイルのアップロード・ダウンロード・追加・削除などを簡単に操作することができます。

FTPソフトの設定や操作方法を覚える必要がなく、初心者でも簡単にファイルのアップロードをすることができます。

メディア運営の初心者であっても、サーバーで何かしらの問題が起きた場合にFTPは触ることになるので、非常に便利です。

独自ドメインのSSL対応

Webサイトを立ち上げたら、すぐにやりたい設定が「SSL化対応」です。

SSL化とは、第三者に情報をのぞかれたり盗まれたりしないよう通信のやりとりを暗号化することです。Webサイトのアドレスが「http://」から「https://」になります。

SSL化していると、安全で信頼できるWebサイトであることの証明になります。

さくらサーバーでは全プランSSL化に対応しています。

nginx + Apache2.4系を搭載

さくらサーバーでは、「nginx + Apache2.4系」と呼ばれるWebサーバーソフトウェアを導入しています。

(2018年3月に、Apacheのみの構成を変更し、nginx+Apacheの構成に変更されました。)

これにより効率的にWebサーバーが稼働するようになっています。

 

nginx(エンジンエックス)とは、ここ数年で一気にシェアを増やしているWebサーバーです。一方で、Apache(アパッチ)はWebサーバーソフトウェアの中でNo.1のシェアを誇るサーバーソフトウェアです。

簡単に言えば、アクセス数が増えたときの負荷に強く、ページ表示速度も速いという特徴があります。

さくらサーバーの「基本サーバ情報」を公式ページで確認する

さくらサーバー公式サイト

さくらサーバーのメリット

リーズナブルな月額料金

一定のサービス品質を保ちながら、非常にリーズナブルな月額料金を実現しています。

ドメイン代を含めても、初期費用は最安クラスです。

シェア率が高い

▼ WordPressサーバーシェアの詳細はこちら
https://manuon.com/webhosting-share-ranking/

さくらサーバーは、シェア率No.2のレンタルサーバー。老舗かつ利用者数も多いサーバーです。

それによって、何か問題が発生した時に、すでに利用しているユーザーの知見がネット上に溜まっているため、解決しやすいというメリットがあります。

信頼性が高い

サービススタートは1997年と、インターネット黎明期からホスティング(レンタルサーバー)サービスを運営しています。

エックスサーバーやロリポップ!レンタルサーバーといった競合と並ぶ「老舗」ですね。

 

もちろん、運営歴の長さが、必ずしも信頼性の高さにつながるわけではありません。

ただ、それだけ長い期間信頼を積み重ねてきたサービスですので、一つの安心材料にはなります。

さくらインターネット株式会社が運営

さくらサーバーは、東証マザーズ上場のさくらインターネット株式会社が運営しています。

突然サービスが終了したりするリスクは、非常に低いと言えるでしょう。

さくらサーバーのデメリット

同時アクセス集中に弱い

さくらサーバーのデメリットとしては、同時アクセス集中に弱いことが挙げられます。

GoogleAnalyticsのリアルタイムアクセス表示
GoogleAnalyticsのリアルタイムアクセス表示

具体的には、同時アクセス数が100人を超えて、150人〜200人程度になってくると挙動が怪しくなってきます。

 

借りているサーバーのスペックを超える同時アクセスがあると、サーバーは「503 Service Temporarily Unavailable」、つまり「サービスが一時的に利用不可」のエラーページを表示するようになります。

こうなってしまうと、せっかくアクセスが集中しているのに、それを取りこぼしてしまうため、大きな機会損失につながります。

 

目安としては、月間10万PVを超えるようなWebサイトですと、ときおり同時アクセス数が跳ねることがありますので、注意が必要です。

しかし、ごく一般的なWebサイト運営者であれば、あまり深刻に捉える必要はありません。

表示スピード

WordPressのページ表示スピードについてはやや遅めです。月額1000円前後のエックスサーバーConoHa WINGと比べると体感できるレベルの違いがあります。

「0.1秒でも速くWebサイトを表示させたい。」というユーザーには適さないですね。

 

ただし、一般的な実用の範囲内であれば、全く問題のない速度です。

普通のブログ閲覧者が不便を覚えるほど遅いわけではありません。

 

メディア運営者が目を三角にして、ページ表示スピードをチェックすると、ワンテンポ遅い印象がある、というレベルです。

また、格安な利用料金を考えれば、十分に満足できる速度です。

プラン変更ができない

さくらサーバーでは、プラン変更ができません。

もし、プラン変更したい場合は、新たにもう一つさくらサーバーを契約するしかありません。

そのため、最初のプラン選びは慎重に選びましょう。

さくらの新サーバーについて

さくらのレンタルサーバ

さらに速く、快適に。さくらのレンタルサーバ。SSD化をはじめとした機材の刷新により、当社従来サーバーと比較して5倍の高速…

さくらサーバーは、2022年2月にレンタルサーバーの機材を一新し、従来の5倍の速度を実現したという「さくらの新サーバー」がサービス開始されました。

さくらの新サーバーの特徴をお伝えしていきます。

HDD→SSD化

ディスク容量ストレージがHDDからSSD化されることが大きなトピックの一つです。

5倍の速度!

SSD化をはじめとした機材の刷新によって、当社従来サーバーと比較して5倍の高速化を実現

従来の自社サービスとの比較で、「最大で5倍速くなった」とのこと。ただここは、自社計測値ですので参考値ですね。

料金据え置き

スタンダード
プレミアム
ビジネス
月額料金
月額524
月額1,571 月額2,619
初期費用 無料 無料 無料
ストレージタイプ SSD SSD SSD
ストレージ容量 100GB 200GB 300GB
無料SSL(Let’s Encrypt) あり あり あり
WordPressクイックインストール あり あり あり
CDN(コンテンツブースト) 有料 月300GBまで無料 月300GBまで無料
ウェブフォント(モリサワ33書体) 月間7.5万PVまで 月間7.5万PVまで 無制限で使い放題
複数ユーザー管理 なし なし あり

ライトプラン〜ビジネスプロまでの初期費用を完全無料化。さらに転送量は無制限、費用も制限も分かりやすさを求めました。価格の変更はありませんので、安心してご利用ください。

ハード刷新という大規模な設備投資にも関わらず、利用料金はこれまでの据え置きとなっています。これはユーザーにとっては嬉しい限りですね。

また、初期費用も全プランで完全無料。

全て新プランに移行

新サーバー提供開始以降、さくらのレンタルサーバの全プラン(ライト、スタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプロ)どれをお申し込みいただいても新サーバーをご利用いただけます。

現状さくらサーバーのレンタルサーバーでは、5つのプランが提供されています。

すべてのプランについて、新サーバーの運用が始まった後であれば、自動的にそちらを使えるようになるとのこと。

 

つまり、新・旧プランという住み分けではなく、全てのプランで新サーバーが適用される形になります。

 

新たなサービスがスタートするというよりは、サービス自体がフルリニューアルされるというイメージですね。

一方で旧プランを契約している私のようなユーザーは、何もせずに旧プランをそのまま契約し続けるか、新プランに引っ越しするかの2択になるようです。

サーバー機器の更新により新構成サーバーへ自動的に移行される場合もあるようです。

旧プランからの移行もサポート

新サーバーへ簡単にお引越しいただけるツールを近日提供予定です。ご希望の方はそちらを利用して新サーバーへお引越しいただけます。なお、サーバー機器の更新により新構成サーバーへ自動的に移行される場合があります。メンテナンス前にメールにてお知らせします。

旧プランからの移行を簡単にしてくれるサポートも実施されます。

 

今後、新たに契約する契約者は、無条件で「さくらの新サーバー」を利用することができます。

さくらサーバーでWordPressブログを始めよう

以上、さくらサーバーについてでした。

老舗ならではの安心感や、コストパフォーマンスの良さが光るサーバーです。

できるだけコストをかけたくない初心者アフィリエイターにとっては、非常に適したサービス内容になっています。

 

一方で、独自ドメインの無料サービスがなかったり、プラン変更ができないなどのデメリットもありますので、その点は理解した上で契約すると良いでしょう。

 

さくらのレンタルサーバー並みに低価格で、独自ドメインの無料提供があるのはロリポップ !レンタルサーバーです。

また、ページ表示速度や同時アクセスに強いレンタルサーバーが良い場合は、エックスサーバーがおすすめです。

 

さくらのレンタルサーバーでは、クレジットカード情報の入力が必要ない、2週間のお試し期間もあります。

本契約前に、表示速度や、管理画面の使い勝手などをじっくりチェックすることが可能です。

さくらサーバー公式ページへ

さくらのレンタルサーバーに関連する記事

当ブログでは、さくらのレンタルサーバーに関する記事を特集しています。

実際にさくらのレンタルサーバーを契約して得られた知識をベースに記事を執筆していますので、レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。

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