安全なメールアドレスの作り方。漏洩や迷惑メールを防ぐ方法を具体的に解説。

安全なメールアドレスの作り方

電子メールを利用していると、いつの間にか迷惑メールが届くようになってしまいます。

必要なメールを見落としてしまう原因になったり、悪質なWebサイトへのリンクが貼ってあったりするのでできるだけ防ぎたいですよね。

とはいえ、電子メールを運用する上で、100％迷惑メールを防ぐことは難しい状況です。

当記事では、

迷惑メールが来ない（来にくい）アドレスの作り方はあるだろうか？

仕事で利用するメールアドレスを作るけど、セキュリティ対策をしっかりしたい。

そんなお悩みをお持ちの方に向けて、

安全なメールアドレスの作り方について、情報処理安全確保支援士試験の資格を持つ筆者が解説いたします。

結論：セキュリティ性能の高いメールサーバーを利用する

結論から言って、迷惑メールを避けて、安全に電子メールを利用したいなら、セキュリティ性能の高いメールサーバーを利用すると良いでしょう。

その際のおすすめのメールサーバーはエックスサーバー。国内No.1のシェアを誇るレンタルサーバーで、メールセキュリティの詳細設定をすることができます。

管理画面の使いやすさにも定評があり、初めてでも、かんたんに独自ドメインのメールを始めることができます。

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安全性の高いメールアドレスの決め方

安全性を高く保つことができるメールアドレスの決め方をご紹介します。

短すぎないアドレス

短すぎるメールアドレスは推測されやすいため、@マークより前の部分を10文字以上にします。

なぜ長いメールアドレスが有効なのかと言いますと、迷惑メール業社はメールアドレスを推測して迷惑メールを送信しているためです。

例えば、「taro」など名前に関して頻出する文字列などを組み合わせてメールアドレスを類推しています。

そのため、長ければ長いほどメールアドレス自動生成する迷惑メール業社から推測されることがなくなります。

アルファベット、数字、記号を使う

アルファベット、数字、記号を使うことでメールアドレスが複雑になるため、推測されにくくなります。

メールアドレスに利用できる記号としては、「-」(ハイフン)「_」(アンダーバー)「.」(コロン)などが挙げられます。

これらをいくつか入れ込むことで、推測されにくいメールアドレスを作り出すことができます。

個人情報を入れない

電話番号、誕生日などをメールアドレスに入れてしまうと、もしメールアドレスが漏洩したときに、同時に誕生日も漏洩してしまうことになります。

ですので、メールアドレスに個人情報を入れないようにしましょう。

また、迷惑メール業社から推測されやすい文字列ですよね。

長すぎるメールアドレスは弊害もある

ただし、長すぎるメールアドレスは、弊害もあります。

一般的にビジネス用のメールアドレスは、短く、シンプルにすることが求められるためです。

長すぎるメールアドレスは、送信する人が入力する際に間違えやすいためです。

大切なビジネス用のメールを、アドレスの打ち間違いで受け取れない可能性が出てしまうのです。

セキュリティ性能の高いメールサーバーを利用することで、ある程度短いメールアドレスであっても、迷惑メールを避けて運用することは十分に可能です。

具体的な例をご紹介しますと、

たとえば、当ブログの独自ドメイン（wiz-t.jp）を利用して、山田太郎さんのメールアドレスを以下のよう作成したとします。

不要なサービスにメールアドレスを登録しないことや、セキュリティに優れたメールサーバーを利用する、という２点を守れば、迷惑メールが大量に届くということはありませんし、安全な運用をすることが十分に可能です。

不要なサービスに登録しない

迷惑メールが来る最大の理由としては、メールアドレスをあちこちのサービスに登録してしまうことです。

様々なサービスにメールアドレスを登録すると、どこからか漏洩して、迷惑メールが来るようになります。

迷惑メールが届くのは、この漏洩によるものがほとんどです。

迷惑メール業社は、こういった漏洩したメールアドレスのリストを購入して無作為にメールを送信しています。

一方で、メールアドレスがそういったリストに掲載されなければ、そもそも届くはずがないためです。

迷惑メールを極力少なくしたいのであれば、余計なサービスに登録しない。というのは鉄則です。

それでももし、何らかのサービスにメールアドレスを登録したい場合は、Yahoo!やGmailなどでサービス登録用のメールアドレスを用意すると良いでしょう。

スパム対策が充実したサーバーを利用する

スパムメール（迷惑メール）対策が充実したメールサーバーを利用すると良いでしょう。

一例として、エックスサーバーでは、「迷惑メール設定」がコントロールパネルに用意されており、必要に応じてセキュリティ設定を細かく設定することができます。

そもそも、標準機能として用意されている「迷惑メールフィルター」があり、迷惑メールを自動で振り分けて受信してくれます。

そちらで十分な効果を発揮してくれますが、さらに「迷惑メール判定基準」を細かく設定することができたり、受信したくないメールをリスト形式で登録することができるブラックリスト・ホワイトリストの設定も可能です。

安全なメールアドレス運用のコツ

まとめますと、確かに長いメールアドレスにすることでセキュリティ性能を向上させることは可能です。

しかしながら、特にビジネス用として考えるとあまり長すぎるメールアドレスは不向きな面もあります。

そのため、しっかりとしたセキュリティ性能を保つメールサーバーを利用しつつ、不要なサービスにメールアドレスを登録しないで運用すること。

その２点を守ることで、迷惑メールとは無縁の快適な電子メールの運用をすることができます。

さらに、セキュリティを重視した運用あれば、類推されにくいメールアドレスである必要があります。一方でビジネス用途であれば極端に長すぎないことも求められます。

セキュリティ性能に長けたおすすめのメールサーバーはエックスサーバー。国内No.1のシェアを誇るレンタルサーバーで、メール機能も豊富です。

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