レンタルサーバー

有料メールアドレスのおすすめ取得方法とメールサービスをご紹介。

有料メールアドレスの必要性

メールアドレスには無料・有料のサービスが存在します。

 

個人でメールアドレスを利用する場合、gmailやYahoo!メールなどの無料メールアドレスがよく使われます。

 

一方、個人事業主やフリーランスなどビジネス用途で使う場合は、有料メールアドレスを使うことが多いです。

有料メールアドレスを利用すれば、クライアントからの信頼を得ることができるので必須といえます。

 

当記事では、無料メールアドレス、有料メールアドレスのメリット・デメリットを比較して、

  • なぜビジネス用途では、有料メールアドレスを使用するほうがいいのか
  • 独自ドメインのメールアドレスとは
  • おすすめの有料メールサービス

についてご説明します。

独自ドメインのメールアドレスがおすすめ

結論から言って、個人事業主や小規模事業者が有料メールアドレスを利用する場合、

レンタルサーバー + 独自ドメイン

の形をとるのがオススメです。

 

「独自ドメイン」はURLのことです。当サイトでしたら、[wiz-t.jp]がドメインですね。

この独自ドメインは、メールアドレスの末尾につけることもできるんですね。

 

すると、例えば筆者の作成したメールアドレスは以下のようになります。

info@wiz-t.jp

このように@マークの前後を自由に決めることができる、メールアドレスを作成することができます。

 

レンタルサーバーを借りると、月額費用がかかりますが、1000円以下の安価な料金で利用することができます。

さらに最近のレンタルサーバーには、独自ドメインが無料で利用できるサービスが付帯します。

そのため、月々のサーバー代以外には料金はかかりません。

 

その際のおすすめのレンタルサーバーはエックスサーバー。国内No.1のシェアを誇るレンタルサーバーで、メール機能も豊富です。

管理画面の使いやすさにも定評があり、初めてでも、かんたんに独自ドメインのメールを始めることができます。

無料お試し期間もあるので、使用感を確かめてから契約することができます。

高速で安定したサーバー運用なら【エックスサーバー】
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エックスサーバーは、株式会社エックスサーバーが2003年から提供する国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。運用Webサイト数は220万件を超え、信頼性が高く安心して申し込むことができます。

月額料金

月額料金:990円

初期費用

初期費用:無料

無料お試し期間

無料お試し期間:10日間

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無料メールアドレスのメリット・デメリット

無料メールアドレス

  • 何個でも取得できる
  • 無料で取得できて、維持費もかからない
  • ネットに繋がっていればどこでも送受信できる

無料メールアドレスのメリットは、何個でも取得することができる上に、維持費が一切かかりません。

 

また、「Webメール」としての仕組みが提供されているので、インターネットに繋がっていれば、Webブラウザ上でメールの送受信や作成などすべてのメール操作を行うことができます。

同時に、メールソフト(Outlook Express、Thunderbird等)に設定して使用することもできます。

 

一方で、無料メールアドレスのデメリットとしては、「@」マーク以降のドメイン部分は変更できないため、フリーメールであることが一目でわかります。

有料メールアドレスのメリット・デメリット

有料メールアドレス

  • 独自ドメインはビジネスシーンで信頼性が高まる
  • セキュリティ性能が高い
  • 容量などの設定が柔軟に行える

有料メールアドレスは、無料メールアドレスと比べると機能が豊富です。

 

最大のメリットは、独自ドメインのメールアドレスを使えるため、取引先からの印象が良くなります。

独自ドメインのメールアドレスとは、メールアドレスの「@(アットマーク)」以降がドメイン名になったアドレスのこと。

どこの会社から届いたメールかすぐにわかりますし、ブランディング面でも、ちゃんとした印象を持たれます。

 

また、セキュリティや容量など細かな設定も充実しているので、ビジネス用途に向いています。

さらに、メールアドレスを簡単に増やせるため、小規模事業者が社員のメールアドレスを取得することもできます。

個人事業主やフリーランスには有料メールアドレス

個人事業主やフリーランスで信頼性を求めるなら、独自ドメインを設定した有料メールアドレスが必要となります。

 

独自ドメインのメールアドレスを取得したい場合は、レンタルサーバーを借りて、無料で提供される独自ドメインを利用すると便利です。

結論から言うと、個人事業主やフリーランスにおすすめの有料メールサービスは以下となります。

あたりが安価に利用できて、セキュリティ面でも安心して利用できるサービスです。

以下、有料メールサービスについて解説していきます。

メールサービス 種類ごとの特徴

メールサービスは3種類

  • フリーメール
  • プロパイダメール
  • 独自ドメインメール

メールサービスは、3種類に分けられます。

フリーメール

フリーメールは、「〜@gmail.com」や「〜@yahoo.co.jp」などの誰でも無料で取得できるメールアドレスのことです。

 

無料で気軽に取得できる反面、フリーランスや個人事業主がフリーメールを利用するのは、やや信頼性に欠ける印象です。

gmailやYahoo!メールなどの無料メールサービスをビジネスで利用する場合、あまり良い印象を持たれないでしょう。

理由としては、フリーメールは無料で手軽に使えるため、スパムメール(迷惑メール)などの悪質な業者が使用することもあるからです。

 

さらに、メールが不達になってしまう可能性もあります。

セキュリティレベルが高い大手企業では、フリーのメールアドレスから送信されたメールを全てスパム(迷惑メール)と判断して受信拒否設定している場合もあります。

 

仕事ができるフリーランスの営業メールも、フリーメールというだけで受信すらしてもらえない可能性があります。

また、メールアドレスの登録が必要なサービスの中には、フリーメールお断りのサービスが存在するため、不便な思いをすることがあります。

プロパイダーメール

プロパイダーメールは、BIGLOBE@niftyなど、インターネット回線の提供元であるISP(インターネットサービスプロバイダ)が運営するメールサービスです。

 

インターネット接続環境を得るのと同時に「メールアドレス」を付随サービスとして提供してもらいます。

オプションとして、迷惑メールフィルターなどプロパイダが提供しているサービスも受けることができます。

 

プロパイダーメールのデメリットは、引越しなどでプロパイダーを変更せざるを得ない状況になった場合、サービスを使えなくなってしまいます。

また、有料ですがメールアドレスの@マーク以降は変更できず「@nifty.com」などプロバイダー名がつきます。

独自ドメインメールサービス

独自ドメインメールサービスは、レンタルサーバーを契約 + 独自ドメインを取得してメールアドレスを作成する方法です。

 

「@(任意のドメイン).com」など、好きなドメインを選択できるサービスです。

@マーク前後の両方を決めることができる「独自ドメイン」のメールアドレスを用意することができます。

取引先からの信頼性が上がるため、ビジネスシーンで活躍します。

 

また、末尾につく「.com」の部分も好きなものから選ぶことができます。

.xyz / .site / .online / .org / .store / .co.jp / .monster / .info / .me / .design

ほんの一例ですが、様々なドメインが用意されています。

 

ただし、ドメインは世界に1つだけのものなので、まだ世の中に存在しないドメインを作成する必要があります。

他の人がすでに取得しているドメインは利用することができません。

レンタルサーバー各社では、希望のドメインが利用可能かどうか、確かめてくれる画面が用意されています。

希望のドメイン名を入力するとすぐにその場で調べてくれます。

 

ドメインは早いもの勝ちです。希望のドメインがあれば、利用可能かどうか、スグに調べることをおすすめします。

今すぐ取得可能かどうか調べる

→Xserver公式サイト

一旦独自ドメインを取得してしまえば、@マーク以前の部分は無制限で増やすことができます。
info@hogehoge.com…お問い合わせ用
support@hogehoge.com…サポート用
suzuki@hogehoge.com…従業員用
など、柔軟に複数のメールアドレスを使い分けることができます。
従業員が増えたときなど、新しいメールアドレスが必要になったときにも対処できますね。
レンタルサーバー & 独自ドメインでメール運用するメリットとしては、以下になります。
  • ホームページを作ることもできる
  • 更新すれば半永久的に利用できる
  • 高いセキュリティ対策が施されている

レンタルサーバーでは、WordPressというブログ用のソフトウェアも気軽にインストールできるので、企業ホームページも同時に立ち上げることができます。

 

更新さえし続ければ、半永久的に使い続けることができるメールアドレスが手に入りますし、セキュリティ面でも、より細かいカスタマイズなどを実施することができます。

 

デメリットとしては、月額料金がかかる点です。ですが小規模事業者であれば経費精算することができるため、取るに足らないほどの金額ではあります。

おすすめのレンタルサーバー

レンタルサーバーを借りると、Webサイトを作ることができる「Webサーバー」としての機能と、高機能なメールサービスが一緒に提供されています。

レンタルサーバーの相場は、1000円/月 ほどです。

 

独自ドメインは、取得費用と更新費用がかかります

取得費用は1円など低価格ですが、更新費用は1000円〜2000円/年 ほどかかる場合があります。

 

ですが、今回ご紹介するレンタルサーバーでは、※独自ドメインの利用&更新無料サービスが付いてきます。

※契約期間の条件はありますが、だいたい12ヶ月以上の契約でドメイン無料サービスが付帯します。

 

以下、おすすめのレンタルサーバーの一覧です。

それぞれ詳しくご紹介します。

エックスサーバー

 

初期費用 無料
月額料金 990円~
無料お試し期間 10日間
容量 SSD300GB
転送量目安 600GB/日
データベース
(MySQL)
無制限

ブロガー、アフィリエイターからの人気が高いXServer(エックスサーバー)。国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。

サービススタートは2003年からと運営歴が長いため信頼性があります。

 

メール機能についても、非常に高機能です。

メールアカウント数無制限、1アカウントあたり最大10GBまで設定可能、送信可能数1,500通/時と、規模の大きいビジネス用途にも使えるレベルの品質です。

メールアカウント数 無制限
メールボックスの容量 メールアカウントごとに設定が可能です。
メールボックスの容量は1~10,000MBの範囲で設定することができます。
※メールボックスの使用量はディスク容量に含む
メールサイズの制限 送信可能なメールサイズの目安は1通あたり100MBです。受信制限なし
(ただし、メールボックスの容量を超えるメールの送受信は行えない)
送受信制限
メール送信数の目安
1,500通/時間
15,000通/日

無料お試し期間もありますので、気軽にメールの使用感を確かめることができます。

エックスサーバー公式ページへ

Conoha Wing

初期費用 0円
月額料金 1320円~
(キャンペーンで911円〜)
無料お試し期間 14日間
容量 SSD300GB
転送量目安 無制限
データベース
(MySQL)
無制限

ConoHa Wingは、東証1部上場企業のGMOインターネットのGMOクラウド株式会社が運営しています。

メール機能については、メールアドレス無制限、個別容量設定、メーリングリストなど他サーバーと同様に充実しています。

 

ホームページの表示スピードに定評があり、あくまでも自社での計測ですが「国内最速」を謳っています。

※体感でも速いです!最速クラスというのは、間違いではないと感じます。

 

技術面では、エックスサーバーも搭載されている、WordPress等のCMS(コンテンツマネジメントシステム)を高速表示するための「KUSANAGI(くさなぎ)」を搭載。

他にも、WordPressテーマを割引価格で購入できたりするので、WordPressブログとの相性は抜群。

 

メールサービスを利用するだけでなく、自身の業務実績などをポートフォリオとして公開したい場合など、ホームページにも力を入れていきたい場合は非常におすすめです。

ConoHa Wing公式ページへ

シン・レンタルサーバー

初期費用 無料
月額料金 990円~
(キャンペーン価格693円)
無料お試し期間 10日間
容量 SSD300GB
転送量目安 900GB/日
データベース
(MySQL)
無制限

シン・レンタルサーバーは、エックスサーバー株式会社が運営する「革新性」をテーマにしたレンタルサーバー。2021年5月にスタートした、まだ新しいサービスです。

(旧名:wpXシン・レンタルサーバー

累計200万サイトで実績がある「エックスサーバー 」の技術を用いながら、高速化を実現する技術「KUSANAGI」を搭載し、低料金とハイスピードを両立したサービスです。

 

エックスサーバーとほぼ同スペックですが、以下の違いがあります。

  • 最新技術が先に搭載される
  • 料金体系がシン・レンタルサーバーの方が安い
  • CPU・メモリなどのリソースが厳格に管理される

 

シン・レンタルサーバーはWordPressの表示速度と割安な料金にこだわって提供されているサービスです。

 

XServer(エックスサーバー)が良いけど、ちょっと高いな…というユーザーにとてもオススメできるサービスです。

私は両方借りていますが、サービスレベルや表示速度はほぼ互角です。

 

※メール機能は、エックスサーバーと同じです。

 

まずは無料お試し期間で、その革新性を体感してみてはいかがでしょうか。

シン・レンタルサーバー公式ページへ

有料メールアドレス取得手順(例:エックスサーバー)

実際に、私がエックスサーバーの申し込みから、メール設定した時の手順をご紹介していきます。

  1. エックスサーバーでアカウント設定
  2. 支払い設定
  3. エックスサーバー メールの設定
  4. 独自ドメインメール 利用開始

手順①〜③について、実際のエックスサーバー申し込み画面を見ながら解説していきます。

アカウント作成

まずは、エックスサーバーにアカウント登録をします。

■エックスサーバーの申し込み画面
https://www.xserver.ne.jp/

お申込みフォームの最初の画面が表示されました。

サーバーIDは、デフォルトではエックスサーバーからランダムで割り当てられた数字です。自分で決めることもできますが、あまり意味がないのでそのままで良いでしょう。

プランは、スタンダードで十分です。また、後から上位プランに変更することもできます。

「Wordpressクイックスタート」機能はブログやWebサイトを利用するための機能で、一旦チェックなしでも大丈夫です。

次に、メールアドレス、パスワード、登録区分(法人or個人)などを入力していきます。登録したメールアドレス宛てにサーバーログイン情報が掲載されるので、現在使っているメールアドレスを入力してください。

あとは氏名、住所、電話番号などの基本情報ですね。

 

入力したメールアドレスに確認コードが届くので、入力して「次へ進む」をクリックします。

最後に確認画面が表示されますので「この内容で申し込みをする」をクリックして申し込みが完了です。

 

この後、サーバーの設定に数分かかります。サーバー設定完了メールが届いたら、支払いの設定をします。

エックスサーバーにログインして、画面上部の「料金支払い」をクリックします。

 

最後にお支払い方法を選択します。カードはJCB、VISA、MasterCard、AMEXが利用できます。

もしくは銀行払い・スマホで支払えるpaidy・コンビニ支払いも選べるのでお好きな方にしましょう。

クレジットカードが手間が省けるうえに、後から自動更新にすることもできるので便利です。支払いを忘れるとサーバーが止まってしまうので注意が必要です。

※契約期間のおすすめは、12ヶ月です。

エックスサーバーの料金は契約期間が長いほど、1ヵ月あたりの料金が安くなりますが、他社サーバーに移りたくなったときなどに困るので、あまり長期すぎる契約はおすすめしません。

レンタルサーバーのベストな契約期間は?バランスのとれた12ヶ月がおすすめ。

メールソフトについて

エックスサーバーのメールについて、設定方法をご紹介していきます。

 

エックスサーバーのメール機能は、様々なメールソフト(メーラー)を使って利用することができます。

エックスサーバーのメール機能が対応しているメーラーは以下になります。

メーラーごとの設定については、エックスサーバーのマニュアルに記載してありますので、ここでは割愛します。

上のリストが各マニュアルページへのリンクになっていますのでご覧ください。

各メーラーで共通する設定は以下となります。

受信メールサーバー設定
受信メールサーバーの種類 POP もしくは IMAP ※任意
サーバーのアドレス(ホスト名) 設定完了メールに記載されている「メールサーバー」を入力

※サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一です。

例)sv***.xserver.jp

ポート 995 ※IMAPの場合は993
ユーザー名(アカウント名) メールアカウントの追加で設定したメールアドレス
パスワード メールアカウントの追加で設定したパスワード
ログオンユーザー名 電子メールアドレス に入力したものと同じメールアドレス
送信メールサーバー設定
サーバーのアドレス 設定完了メールに記載されている「メールサーバー」を入力してください。

※サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一です。

例)sv***.xserver.jp

ポート 465

これらの設定でメールの送受信がうまく出来ない場合は、サーバーパネル上部の「マニュアル」から、メールの設定マニュアルを確認してみてください。

各種メーラーの設定だけでなく、iPhoneやiPadなども画像付きで丁寧に説明してあります。とても分かりやすくて助かりますね。

メールアドレスの追加について

メールアドレスの追加は、とても簡単です。

まずエックスサーバーのサーバーパネルを開いて、「メール」→「メールアドレス」をクリック。

ドメイン一覧が表示されますので、メールアカウント(メールアドレス)を追加したいドメインを選択します。

「メールアカウント追加」タブを選ぶと、メールアカウント(メールアドレス)を追加することができます。

エックスサーバーのサーバーパネルについて、不明点などあれば以下の記事でまとめていますのでご覧ください。

エックスサーバーのログイン方法やサーバーパネルの使い方を解説。

 

設定、お疲れ様でした。

いかがでしょうか。さすがにサービスを契約するため項目数はそれなりにありますが、たったこれだけで独自ドメインのメールが始められると思えば、簡単ではないでしょうか。

 

■エックスサーバー公式サイト⇒https://www.xserver.ne.jp/

有料メールアドレス取得方法まとめ

有料メールアドレス利用における、おすすめのサービスについてでした。

最後に、もう一度おすすめのサービスをまとめます。

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