公開前の情報収集には限界がある
なぜ、100%完成していない記事をどんどん公開するべきなのでしょうか。
まず1つ目の理由としては、記事公開前の情報収集には限界がある、ということが挙げられます。
ブログ記事を書こうと思った時、その記事のテーマについて、ネットや本で色々と情報を調べることがあると思います。
また、自分の経験や考え方を整理したりもするでしょう。
記事を公開する前は、だいたいそのような情報収集方法に頼ることになります。
しかし、それだけでは、情報が足りないことがあります。
そこで、いったん区切りをつけて公開してしまいます。
大丈夫だよ。
なぜなら、記事公開後に得られる情報が多いからなんだ。説明していくね。
反応を見ることが出来る
ひとまず公開してしまうことで、その記事に対する読者やGoogleからの反応を見ることが出来て、情報収集が有利になるのです。
反響の計測方法は様々です。
- SNSでの反応
- Googleでの検索順位
- GoogleAnalyticsの解析結果
- サーチコンソールで検索キーワードを確認する
私の手順としては、
- まずSNS(特にTwitter)などでフォロワーさんに「こっちの方が良いんじゃない?」とか、「すごく良いですね」などと意見をいただく。(Twitterを始めたばかりで反応が得られない場合には、この手順は飛ばす)
- GoogleAnalyticsのリアルタイム解析をみて、どれぐらい読者の反応が良いかをすぐに確認
- 狙ったキーワードで実際に検索して、順位を確認する。検索順位は、公開した記事がどのぐらい評価されているか?という結果です。
- 自分より上位に表示されたライバル記事を読んでみて、自分の記事に何が足りないか研究する。
- 後日、GoogleAnalyticsでPV(ページビュー)や直帰率、滞在時間などを見る
- サーチコンソールで検索キーワードを確認する
そういった記事に対する読者の反応、Googleの反応(検索順位)をみて、記事をリライトすることが可能になってきます。
つまり、記事をよりよくしていくための情報が、記事を公開することで手に入るのです。
全て公開前には得られなかった情報ですよね。
存在しない記事は読まれない
そして、世の中に存在しない記事は、読まれようがないということです。
ブロガーであれば、自分が書いた記事をより多くの方に読んでもらいたい、というのが当然の欲求です。
8割程度の完成度であったとしても、とりあえず記事を公開さえすれば、ひとまず読んでもらえますよね。
ブログ記事は下書きに入れずに、どんどん公開してしまいましょう。
あまりにも未完成はダメ
とはいえ、あまりにも適当すぎる記事を公開してしまうと、それは少し問題です。なぜなら、全てのブログ記事がいわゆる「ランディングページ」になる可能性があるからです。
ランディングページとは
ランディング、というのは着地という意味ですね。つまり読者がそのブログに訪れた時に、一番最初に読むページのことを言います。
ランディングページが適当だと、せっかくブログに訪れてくれた読者が、ブログから離れていってしまいます。
あくまでも、肌感覚ではありますが70%〜80%程度の完成度になったら、公開しましょう。
そもそも、何を持って100%の完成度なのか?というところも個人個人で感覚が違うところなので、「ブログ記事に完成はない」とも言えます。
だからなおさら100%を目指すより、まずは70%〜80%程度で良いので、下書きではなく、記事公開をしていきましょう。
おお。おめでとう。それは、ある意味完成と言えるかもね!
まとめ
- 記事公開前の情報収集は限界がある
- 公開することで得られる情報は多い
- 存在しない記事は読まれない
- ただしあまりにも適当な記事は逆効果。全ての記事がランディングページになり得るため。
以上、ブログ記事は100%の完成度じゃなくてもどんどん公開するべき3つの理由でした。
takotonoを最後までお読みいただきありがとうございました。